神奈川民医連の自己紹介
民医連とは
全国組織である全日本民医連は、正式名称を「全日本民主医療機関連合会」といいます。
民医連綱領(下記)に賛同する、医療・介護事業所の連合会です。
全日本民医連は1953年に結成されました。2007年1月現在、病院154、診療所524、歯科診療所70、保険薬局302、訪問看護ステーション366、老人施設や看護学校、保育所などの医療・福祉の施設など、合わせて1728の施設が加盟しています。全国すべての都道府県に民医連の事業所があります。
民医連綱領
私たち民医連は、無差別・平等の医療と福祉の実現をめざす組織です。
戦後の荒廃のなか、無産者診療所の歴史を受けつぎ、医療従事者と労働者・農民・地域の人びとが、各地で「民主診療所」をつくりました。そして1953年、「働くひとびとの医療機関」として全日本民主医療機関連合会を結成しました。
私たちは、いのちの平等を掲げ、地域住民の切実な要求に応える医療を実践し、介護と福祉の事業へ活動を広げてきました。患者の立場に立った親切でよい医療をすすめ、生活と労働から疾病をとらえ、いのちや健康にかかわるその時代の社会問題にとりくんできました。また、共同組織と共に生活向上と社会保障の拡充、平和と民主主義の実現のために運動してきました。
私たちは、営利を目的とせず、事業所の集団所有を確立し、民主的運営をめざして活動しています。
日本国憲法は、国民主権と平和的生存権を謳い、基本的人権を人類の多年にわたる自由獲得の成果であり永久に侵すことのできない普遍的権利と定めています。
私たちは、この憲法の理念を高く掲げ、これまでの歩みをさらに発展させ、すべての人が等しく尊重される社会をめざします。
一、人権を尊重し、共同のいとなみとしての医療と介護・福祉をすすめ、人びとのいのちと健康を守ります
一、地域・職域の人びとと共に、医療機関、福祉施設などとの連携を強め、安心して住み続けられるまちづくりをすすめます
一、学問の自由を尊重し、学術・文化の発展に努め、地域と共に歩む人間性豊かな専門職を育成します
一、科学的で民主的な管理と運営を貫き、事業所を守り、医療、介護・福祉従事者の生活の向上と権利の確立をめざします
一、国と企業の責任を明確にし、権利としての社会保障の実現のためにたたかいます
一、人類の生命と健康を破壊する一切の戦争政策に反対し、核兵器をなくし、平和と環境を守ります
私たちは、この目標を実現するために、多くの個人・団体と手を結び、国際交流をはかり、共同組織と力をあわせて活動します。
2010年2月27日
全日本民主医療機関連合会 第39回定期総会
神奈川民医連の紹介
神奈川県の人口は874万人。これは東京に次ぐ人口であり、横浜市(356万人)・川崎市(130万人)の2つの政令都市を擁しています。
神奈川民医連は、国民皆保険制度もない昭和20年代、まだ庶民にとって「気軽には医者にかかれない」時代に、労働者の健康を守るため、主に県東部の工業地帯を中心に、小さな診療所が誕生したのがルーツです。
現在でも、第一線の医療機関として地域に密着した医療を担っています。
2次救急から、訪問看護や訪問診察など、在宅医療には30年以上前から先駆的に取り組んできました。健康づくりの活動と健康診断、慢性疾患管理などにも力を注いでいます。施設によっては公害病や職業病(頚肩腕障害等)、被爆者検診なども積極的に行っています。
医療の質の向上をはかるため、各種の学会活動、院外研修、カンファレンスなど、学術分野の活動も活発です。全国・県内で開催される学術交流集会では、毎年多くの事例発表・交流がおなわれています。6年目までの研修医が自主的に構成している青年医師会と医学生との交流も実習時期などに積極的に行っています。
民医連の特徴のひとつが、医療・介護の事業と運動をともに進める、共同組織(医療生協組合員や友の会)の活動です。
地域での保健学校や健康づくり班会などの健康づくりの活動。社会保障学校での学習や、国や自治体に対して、医療・福祉の充実を求める活動。患者さん・利用者のみなさんの要求に基づく各種サークル・ボランティア活動も、重要な活動のひとつになっています。
こうした活動は、基本的に「民医連綱領綱」の立場にたった医療・介護活動の実践のひとつです。
神奈川民医連では、毎年多くの新卒医師を迎えることをめざしています。
私たちの理念が広がる事は、県民の医療要求の実現と、日本の医療制度の改善、医療の質の向上につながると信じています。
- 神奈川県民主医療機関連合会 事務局
- 〒221-0835 横浜市神奈川区鶴屋町3-35-1 第2米林ビル5F
TEL : 045-320-6371 FAX : 045-320-6374